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第6回:企業の選び方

こんにちは!
サポーターズの太田です。

前回に続き、エンジニア職に焦点をあて、「エンジニア就活のポイント」を1年をかけて、月1回のペースでこちらのnoteに発信していきます!
今回で6回目となります。

ぜひこれまでの記事も合わせてご一読ください。

■企業の選び方について

さて、夏休みにも入り、サマーインターンや本選考期に向けての準備を始めている方もいるのではないでしょうか。
今回は、実際に本選考で企業を受けるにあたって「企業を選ぶうえでのポイント」をお伝えしたいと思います。

■IT業界を理解しよう

エンジニアを採用している企業は多くありますが、IT業界を大きく分けると「①自社開発(WEB系)」、「②システムインテグレータ(SIer)」、「③技術者派遣(SES)」に分類されます。まずはそれぞれの特徴を把握することが重要です。

①自社開発(WEB系)
ミッション:自社のWEBサービスを開発し、サービスを成功させる
開発範囲:ビジネス全体
メリット:自分の想いやアイディアを反映させやすい、ユーザーが近いので実感を受けやすい
デメリット:次々に新しい技術を身に着けなければならない、入社ハードルが高い

②システムインテグレータ(SIer)
ミッション:受託開発を行い、納期までに成果物を納品する
開発範囲:プロジェクト単位
メリット:社会に影響あるものに関わりやすい、多くのプロジェクトを経験できる
デメリット:身に着くスキルが限定的になりやすい、自分のやりたい技術/分野ができないことがある

③技術者派遣(SES)
ミッション:派遣メンバーとして、労働力の提供を行う
開発範囲:契約で指定された担当領域
メリット:未経験OKの企業が多くキャリアをスタートさせやすい、多くの案件を経験できる
デメリット:働く場所や内容が変わることが多い、自分の想いやアイディアを反映させづらい

どの業界にもメリット・デメリットはあるので、幅広く見たうえで「どこが自分に合っているか」を考えてみてください。

■何を重視するか

同じ業界でも、企業によって特色は様々です。企業を見るうえでのポイントをまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてください。

【事業内容】
特に自社開発を行っている企業は、事業内容は重要です。ToB向けのサービスかToC向けのサービスかだけでも、ミッションである「サービスの成功」の定義が異なります。SIerやSESの企業については、実際にその企業が行っている案件やプロジェクトがどのようなものかを調べてみましょう。

【企業理念・ビジョン】
企業理念やビジョンは、その会社が「存在している理由」や「目指している姿」になります。自分自身の目指したいキャリアと照らし合わせたときに、会社の企業理念・ビジョンに共感できるか、という観点で考えてみましょう。

【企業規模・社風】
企業規模や社風がマッチしなければ、入社しても早期離職に繋がるケースがあります。すべての人にとって良い規模・社風というものはなく、自分の性格や価値観と合っている会社を探すことが大切です。こちらはネットの口コミサイトの情報よりも、実際に社員と話してみた感覚を重視することをオススメしています。

【成長環境】
エンジニアであれば、特に技術的にどういった成長ができるかは大切です。「勉強会をどのくらい盛んに行っているか」、「テックブログ等で技術的な発信をどのくらい行っているか」等は分かりやすい指標です。また技術面以外でも「この企業で働くと、どのようなスキルが身に付けられるか」といった観点で考えてみてください。

【条件面・福利厚生】
初任給や福利厚生も重視している方もいらっしゃると思います。ただし、給与面は自身の努力で変動するものであり、福利厚生は会社の方針で変わることもあるので、あまり目先の情報だけで判断することはオススメしておりません。もちろん比較するうえで考慮に入れることは構いませんが、最終的には理念への共感や社風、成長環境で決める方が入社後のアンマッチは少ないです。

以上となります。
特にサマーインターンを実施している学生は、上記の観点から「この企業は自分と合っているか」を考えてみてください。企業を選ぶうえでの良い判断材料になるかと思います。
また、本選考期においてはぜひ多くの企業を受けてみてください。話を聞いている中で「もしかしたら、この企業、自分と合っているかも?」と感じることはよくある話です。

いかがでしたでしょうか?
次回は「自己分析のポイント」について発信する予定です。
お楽しみに!


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