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未経験エンジニアが、1on1でメガベンチャーに内定をもらえた理由

土井 星太朗さん/ Shotaro Doi
京都大学大学院 薬学研究科 / 2023年卒

プログラミング未経験から就職予定のメガベンチャー他複数社の内定を得た土井さんに、
大学生活のこと、就職活動の経験や後輩に向けたアドバイスをインタビューしました。

ー 薬学部からエンジニアを志望するようになったキッカケはなんですか?

大学院入試が終わったタイミングに何気なくみていたYouTubeの動画で「これからの時代は個人でスキルを身につける時代だ」というメッセージがありました。そこで自分も何かスキルを身につけたいと思い、以前から少し興味をもっていたプログラミングに一念発起して挑戦してみた、という流れです。

ー プログラミングに取り組むにあたって、まず何からはじめましたか?

幸いなことに、アルバイト先にエンジニアとしてとあるメガベンチャー企業に就職予定の先輩がいたためアドバイスを受け、まずはProgateに取り組み基礎を学びました。その後は動画教材等を活用し見よう見まねでwebアプリを開発し、自分なりに考えて機能を実装していくことをやっていきました。

その後大学院に入学するタイミングでサポーターズを知人から紹介してもらい、まずは技育CAMPのハッカソンに参加しました。ハッカソンはレベルが高い印象もあり興味があったものの中々参加できていなかったのですが、サポーターズ主催のものは敷居が低く、安心して挑戦することができました。とはいえ初回ハッカソンは周りのレベルの高さに圧倒されたのですが...笑

ー その後の就職活動について教えてください。

ハッカソン参加後は6月にサポーターズ主催の1on1イベントに参加しました。今思い返すと、この1on1イベントへの参加がいい意味で自分の人生を大きく変えてくれました。
イベント内で自分の制作物をプレゼンし企業の方からフィードバックをもらうことで、これまで自分が取り組んできたことが間違いではなかったという自信を得たり、これから何をやっていけばいいのかということが明確になりました。
元々、夏の期間には就業型のインターンを経験したいと考えていたのですが、1on1イベントで面談をした企業に実際にインターンにいくことにもなり、夏の時期での大きなレベルアップにも繋がりました。

夏の期間は上述の就業型インターンに加え、エンジニア以外の職種も含めた様々なインターンに参加をしたり、興味のあった技術について幅広く触れたりしました。
様々な経験を積みながら自己分析をアップデートすることで、秋口には自分のなりたいエンジニア像や就職したい企業のイメージを明確にすることができました。

11月にも改めて1on1イベントに参加させてもらったのですが、夏のインターンでの経験や自己分析を経て企業さんの反応がいい意味で大きく変わったことが非常に印象的でした。
振り返ると、自分のプロダクトに対して、なぜこの設計にこだわったのか等自信をもって話せる様になったことが非常に大きいと感じます。

その後は1on1イベントで出会った企業さんを中心に複数社内定をいただき、「将来的に事業づくりができるエンジニアになりたい」という自分の成長軸に一番近いと感じた内定先の会社に3月末に内定を承諾し、就職活動を終えました。

ー 同じように情報系以外の専攻からエンジニアを目指す後輩にアドバイスをお願いします。

まず僕と同じように完全未経験の人に対しては、とにかく手を動かせと伝えたいです。本や学習サイトを眺めたり、ちょっとだけコードを書いてみて諦めてしまう人も多いと思いますが、基本的には自転車と一緒で、やりながら慣れていくことが一番だと思います。
その過程において、自分は小さい変化を楽しむことを大切にしていました。日々できることが増えていく喜びを噛み締めながら、まずは何かしら自分のプロダクトを創ることを目指しました。

実際に開発したWEBアプリ①
実際に開発したWEBアプリ②

そして自分のプロダクトを創った人に対しては、自分のプロダクトに自信を持てと伝えたいです。プロダクトを語る、ではないですが、面接官や現場のエンジニアの方が知りたいのはプロダクト自体のクオリティもあれど、プロダクトにどういう想いを込めたのか、どういう工夫をしたのか、という部分だと思うので、仮に現状の出来としてはイマイチでも、自分のプロダクトを営業するような気持ちで語って欲しいなと思います。

最後になりましたが、エンジニアとして就職活動をする皆さんにはサポーターズをフル活用することをおすすめします。
個人的には支援金の仕組みが特にありがたく、自分の場合は東京への交通費として使用するのはもちろん、動画教材等エンジニアとしてのスキルアップにつながるものの購入費用に充てさせてもらっていました。
社員の方々も皆さん親身な方が多く、自分のエンジニアとしての技術力の成長はもちろん、メンタル的にも支えていただきました。この場を借りて、改めてありがとうございました!