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「“技”術者を“育”てる」プロジェクトを始動

■新プロジェクトを始めます

サポーターズ代表の楓です。私たちサポーターズは、2012年の創業以来、合計7万人以上の学生エンジニアのスキルとキャリアを支援してきました。

そんなサポーターズで、新しいプロジェクトを始めます。その名も「技育(GEEK)プロジェクト」。未来の “技” 術者を “育” て、日本の未来を変えるプロジェクトです。そんな技育プロジェクトの内容や背景について、お話させてください。

■何をやるのか?

技育プロジェクトは「もの創り」をする学生を増やすプロジェクトです。インプットとアウトプットのサイクルを生み出し「自ら考え、自ら創る」ことができる人材を増やし、育てます。

- まずは3つの取組からスタート

( 1 ) テックカンファレンス『技育祭』(ぎいくさい)

4,000名のエンジニアを目指す学生が参加する国内最大の学生向けテックカンファレンスです。平井大臣、松尾豊氏、ひろゆき氏、登大遊氏、各社CTOなどにご登壇いただきます。

( 2 ) アウトプットを展示する『技育展』(ぎいくてん)

自らのアウトプット(制作物)を展示(プレゼン)するピッチコンテストです。賞金総額400万円をかけて、300人もの学生が登壇します。

( 3 ) スキルアップ支援プラットフォーム『技育CAMP』(ぎいくキャンプ)

ハッカソンと勉強会を定期開催し、新しい技術への挑戦を支援します。年60イベントを開催し、専属のメンターや支援企業が技術的な支援を行います。

- インプットとアウトプットのサイクル

「技育祭」はインプットをテーマにした、また「技育展」はアウトプットをテーマにした年に一度の大規模なオンラインイベントです。その2つをつなぐように、小さなインプットとアウトプットを繰り返し行うのが「技育CAMP」です。技育プロジェクトでは、このインプットとアウトプットのサイクルを生み出すことで「自ら考え、自ら創る」機会を創出します。

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■なぜやるのか?

- 日本のDXは遅れている

世界デジタル競争力ランキングで日本は27位。G7 の中では6位、アジアでは 14 カ国中 9 位という低い位置におり、ハンコやFAXに代表されるようなDX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れが叫ばれています。このDXの遅れは、国の生産性を下げ、国のGDPを下げ、私たちの未来が損なわれる大きな要因となりえます。

- その中核を担うエンジニアが足らない

そんな状況にも関わらず、DXの中核を担うはずのエンジニアは慢性的な人材不足の状況です。最新の転職求人倍率レポートでもエンジニア職の求人倍率は全職種中最高倍率を記録し、今やほぼ全ての企業がエンジニア不足に悩まされている状況です。

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- この状況が改善する目処はない

更にこの状況は悪化すると予測されており、経済産業省の報告によると2030年には今の倍となる80万人のエンジニア人材が不足するとも言われています。拡大し続ける需要に対し、そのエンジニアの卵となる学生エンジニアの数は毎年3万人前後(就活生45万人のうち6%)しかおらず、その需給ギャップは開く一方だからです。

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つまり、このままだと私たちの未来は、割と本格的にまずいことになりうるのです。世界から取り残され、それを解消する手立てもなく、今以上にエンジニアが足らない、と嘆くばかりの未来がもうそこにあるのです。

■どうやるのか?

- 数じゃなく質で勝負

そんなどうやっても人材不足は解消しないことがわかっている今、どうするか?私たちは、エンジニアの人数を増やすだけではなく、その質を上げることでこの問題を解決しようと考えています。

ご存知の方も多いかと思いますが、エンジニアという職業の生産性は、トップ人材とそうでない人とで、何十倍、何百倍という差が生まれます。トップ人材は、自ら考え、自ら創り、世の中に価値を生み出します。そんなトップ人材が増えれば、人数が足りなくとも、DXは推進するのではないか、と考えています。

- トップ人材の卵の現状

しかし、そんなトップ人材になりうる学生たちは、現時点では非常に少ないのが現状です。「自ら考え、自ら創る」を実行しているのは、実はエンジニアを目指す学生の中でも10%程度しかいません。以前私のツイートに「意外だ」という反響を多くいただきましたが、それが実態です。(年間7,000人のエンジニア学生を見ているので、正しい数値かと思います)

そんな現状を打破し、学生の時点から「自ら考え、自ら創る」ことができる人材を増やすことが、未来のトップ人材を増やすことにつながり、それが日本のDXを進める大きなきっかけになるのではないか、と考えています。

■ギークを育てろ。日本を変えろ。

技育(GEEK)プロジェクトでは、そんな「自ら考え、自ら創る」ことができる人材を「ギーク」と定義し、そんな「ギーク」を育てることが日本の未来を変える大きなきっかけになると信じています。

私たちのような小さな会社が「日本のDXを進める」なんて大それたことを言っても現実味がないかもしれません。ただ、私たちにはそんな未来を信じてついてきてくれる学生たちがいます。そしてそれを支援してくれる企業の方々もいます。

そんな挑戦を、技育「祭」、技育「展」、技育「CAMP」という3つの取り組みから始めていきます。是非とも、応援していただけると嬉しいです。

- 支援企業を募集しています

そんな技育プロジェクト / 祭 / 展 / CAMPのご支援をいただける企業様を募集しています。技育プロジェクト全体へのご支援、各イベントへのご支援など、様々な形式でのご支援(スポンサード)を募集しております。

技育プロジェクト全体へのご支援としては、現在以下の8社様にご支援を頂いています。(皆様本当にありがとうございます)

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支援企業様には、実際の学生さんとの直接的なキャリア/スキル支援の場を共に創っていくパートナーとして活動いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。