見出し画像

第1回:エンジニア就活の全体感

はじめまして!
サポーターズの太田と申します。

サポーターズではキャリアアドバイザーとして、エンジニアを目指されている学生の皆さんのキャリア支援・就活支援をしています。

転職とは違い、新卒での就活は「はじめての就職活動」、何をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
事実、私も学生時代はよくわからず、就活はなんとなくやっていた記憶があります。

そこで今回はエンジニア職に焦点をあて、「エンジニア就活のポイント」を1年をかけて、月1回のペースでこちらのnoteに発信していきます!

特にこれから就活をはじめる2025年3月卒業予定の学生は、その都度のタイミングで意識してほしいことを発信していきますので、ぜひ参考になさってください。

第1回となる今回は、エンジニア就活の全体感について記載します。

■まずはエンジニア職の価値を知ろう

みなさん、突然ですが「有効求人倍率」という言葉をご存知でしょうか?

有効求人倍率とは「企業が求める仕事の数(有効求人数)÷働きたい人の数(有効求職者数)」の数値であり、最新の2022年11月時点での数値は、1.35倍でした。

それでは、エンジニア職に限った有効求人倍率はどのくらいでしょうか?

答えはなんと「10倍前後」となっています。
ざっくり言うと、1名の候補者に対して、10社が採り合っている状況にあります。

なぜこのようなことが起きているかというと、とてもシンプルで、日本全体でエンジニアの数が足りていないんです!
なんと2030年には80万人が不足すると言われています。

まずみなさんが目指している「エンジニア」という職種は、とても希少で価値のあるものだとご認識いただけたらと思います。

■まずは自分のレベル感を認識しよう

エンジニア職は一般的なビジネス職と違い、専門職の意味合いが強いです。

技術力が高い人気の企業については、新卒とはいえ現時点での「技術力」が求められます。(もちろんすべてがそうではなく、プログラミング未経験歓迎の企業もございます。)

あくまで目安ですが、新卒の就活時のタイミングでは、「技術力」は以下の4つのグループに分類されます。

①即戦力グループ
該当イメージ:学生時代からアルバイトや企業のインターンなどでプログラミングを経験し、Webアプリケーションをはじめとしたシステム開発を行っている。入社後すぐに戦力になり得る人たち。
インターン経験例:実務インターン、難関のプロジェクト型インターン

②制作物ありグループ
該当イメージ:システム開発をしたあとに継続的に開発をしており、自身の制作物を保有している。もしくは研究をがっつりやっている。
インターン経験例:難関のプロジェクト型インターン

③授業+αグループ
該当イメージ:授業の課題以外で+αの開発を行っている。制作物はあるものの、継続的な開発は行えていない。
インターン経験例:数日~1dayのものにちらほら

④授業のみグループ
該当イメージ:授業のみで学んできた。ほとんどがここにあたる。
インターン経験例:1day中心 or 行っていない

まずは現時点で自分がどのポジションにいるのか、認識することが大事です。

「自分、授業のみでしかプログラミング経験がないなあ」という方、悲観することはありません。実はエンジニアを目指している学生の80%がこの層なのです。

逆に、今からインターンで実務経験を積んだり、自分なりに制作物を作るといった努力をすることで、「②制作物ありグループ」や「③授業+αグループ」になれるチャンスはまだまだあります。

この「技術力」を上げれば上げるほど、受けられる企業の幅が広がり、将来的にエンジニアとして挑戦できることの幅も広がります。

ぜひ就職活動の本選考が始まるまでに「技術力」の向上について意識してみてください。

いかがでしたでしょうか?

来月は「エンジニア就活における年間スケジュール」をお伝えしたうえで、「具体的にどういったアクションをするとよいか」を発信する予定です。
お楽しみに!

・・・

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!