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技育CAMP2023 ハッカソンレポートvol.1

技育CAMPとは、エンジニアを志す学生の皆さんにハッカソンと勉強会を通して、継続的なインプットとアウトプットの場を提供するスキルアップ支援プラットフォームです。

ハッカソンは月1-2ペースで定期開催され、メンターや賞金もある充実のサポート体制をご用意。自称「日本一参加ハードル低いハッカソン」として毎回6割以上が初ハッカソン勢という初心者向けハッカソンです。
2022年は約250作品が本ハッカソンから誕生しました。

■今回のハッカソンテーマとルール

3月のハッカソンテーマは「はじめてのハッカソン!」

今回の技育CAMPは初心に戻って、新しい挑戦に挑む学生とハッカソンを行ないました。

そして技育CAMPでは、なんと賞金も出ます。

最優秀賞:5万円(1チーム)
優秀賞:3万円(1~複数チーム)
努力賞:5,000円(複数チーム)
参加賞:1,000円(全員)

という、2dayハッカソンとしては異例の賞金額!
また、参加するだけ(正確にはプレゼンまで行うと)参加賞までもらえる、非常にお得なシステムとなっています。
(全て支援いただいているスポンサー企業さんのおかげです。感謝!!)

参加者属性

3月25-26日開催の「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.1~」の参加者属性をまとめました。

今回の技育CAMPvol.1では、25卒が50%以上参加してくれました。
学生アンケートでは、ハッカソンにはじめて参加した学生は63%でした。


■ハッカソンスタート

Twitter上から技育CAMP参加者のハッカソン参加への声を集めました。

https://twitter.com/geek_pjt/status/1639467549082648576

春休みの中開催された今回の技育CAMPvol.1は、初参加の学生さんが多く参加してくれました。


■ハッカソン中の様子

ハッカソンは2日間となり、初日の11時から2日目の15時までの合計28時間で開発を行います。(希望者は1週間前のキックオフからの開発はOK)

オンライン開催のため、チームごとに自宅や研究室から、様々な場所で開発を行います。

運営側で2名から3名のメンターも常時サポートできるようになっており、質問や相談を随時slackやZoomで受け付け、一緒に考え、一緒に問題解決をしていきます。


■いよいよプレゼン!

28時間の開発を終え、2日目16:00〜はいよいよ成果発表プレゼン!
2分間のプレゼン時間で発表していきます。

今回のハッカソンでは予選がなく、1回きりのプレゼンで全てが決まります。

この章では、発表されたプレゼンを一部抜粋して紹介しています。

(フルグラはおしまい!:Memory Map)
(てんぺん舎:つんどくタワー)
(サウナー:sort_apple)
(わゆてるむ銀行:わゆてるむ銀行)


■結果発表

いよいよ結果発表です。

新年度になり、2023年度はじめての技育CAMPの開催です。
今回どんな成果物が発表されるのか楽しみにしてました。

技育CAMP2023vol.1の審査員は、
株式会社サポーターズ 代表 楓博光さん、
株式会社ゆめみ 桑原聖仁さん、
ちゅらデータ株式会社 塚田元春さんの計3名が担当します。

そして技育CAMPvol.1では、努力賞10作品+優秀賞2作品+最優秀賞1作品の計13賞が表彰されました。

この入賞数は過去最多の数になります。それだけレベルの高い成果物が多く、審査が難航しました。


努力賞1 

栄えある努力賞1チーム目は、

むらさき「僕の考えた最強の名刺」

でした!

チームむらさきは、ARの名刺を作り、はじめましてのきっかけが増えるアプリを作成しました。

マーカーを読むことでARの名刺が表示されます。

名刺をアニメーションで表示することができ、なんと魚の群れも最後に登場します。

デモンストレーションの動画ではARが表示された後、AR名刺のアニメーション表示や最後に流れてきた魚の群れにチャット欄は大盛り上がりでした。

使用技術は画像の通りです。

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「受賞おめでとうございます。チームむらさきの『僕の考えた最強の名刺』ですが、名刺にARとかアニメーションを入れた楽しさ面白さを加えた点が僕はいいなと思っています。

名刺の進化って効率性で紙をなくすところだったんですけど、ARっていうところで企業の何か動画とかをそこに盛り込んだりとか、企業ならではの面白さとか盛り込めそうで面白いんじゃないかなっていう点で、今後の発展性も含めて選ばせていただきました」


努力賞2 

栄えある努力賞2チーム目は、

朝起きられない「Cheese」

でした!

チーム朝起きられないは、スワイプしてお気に入りの写真を探すアプリを開発しました。

Cheeseは、スワイプされた画像のタグを頼りに現在地周辺でスポットを自動検索します。

行きたいスポットを決定すると最短ルートを生成します。

ルートの生成ロジックの解説はこちら

使用技術は下記画像の通りです。

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「チーム朝起きられないの『Cheese』ですけど、パフォーマンスやコンセプトがすごく面白かったっていうのもありますけど、アプリ自体の完成度がすごく高いのと、やっぱりプレゼンもすごく見やすかったですね。

すっと頭に入ってくるし、慣れているのかなって思ってます。

あとはタグの自動登録機能と練られているのもあって、ロゴも自作していて、作り込みもしっかりされて本当に素晴らしいなって思い、今回選ばせていただきました」


努力賞3 

栄えある努力賞3チーム目は、

機械的な生活「Mechanical Life」

でした!

チーム機械的な生活は、AIが一日のアドバイスを提案してくれるSFにありそうなLine Botを開発しました。

チーム全員がWebアプリ開発に初挑戦だったそうです。

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「チーム機械的な生活は、これもあれですね、チームのコンセプトが思いっきり現れたアプリで、すごく一貫してて面白いなと思ってました。

あとは多くの技術が盛り込まれていて、すごくチャレンジされたんだなってことをつくづく感じましたね。

今回発展性もあっていいなというふうに感じ、選ばせていただきました」


努力賞4 

栄えある努力賞4チーム目は、

炙りゴッド「Buchake-San」

でした!

チーム炙りゴッドは、ユーザーの中からその人の印象をぶっちゃけることができるアプリです。

「Buchake-San」を使うことで、周りからどう見られているのか視覚的に一発で分かるUIになっています。

アカウント画面も実装されており、友達からどんな風に見られているのかグラフで可視化されます。

使用技術は下記画像の通りです。

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「チーム炙りゴッドですが、着眼点で話すと、他のチームとちょっと違う、そこの面白さっていうか発展性を見ました。

あとはやっぱあれですねスライドが他のチームとちょっと違うのは、実際のアプリケーションが普通の企業さんが出しているアプリの紹介サイトみたいな感じで、めちゃめちゃ作りこまれているなと思いました。

このグラフで可視化も面白かったし、これは完成度の高さってところに僕は光るものがあるなと思って選ばせていただきました」


努力賞5

栄えある努力賞5チーム目は、 

コードコネクト「コードコネクト」

チームコードコネクトはエンジニアのアイスブレイクで盛り上がること間違いなしの「プログラム版伝言ゲーム」を作成しました。

今回次の技術に初挑戦したそうです。

  • WebSocket

  • NEXT.JS

  • バックエンド全般

使用技術は下記の通りです。

  • NEXT.JS

  • WebSocket

  • Python

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「コードコネクトですけど、こちらもですね、面白さってのがすごく良かったですね。

プログラミングそのものでゲームをしていくっていう発想は僕らプログラマーとしてなかなか出ない気がしてたので、そこはやっぱニッチな業界だけどはまったときは本当に盛り上がるんだろうなっって思っています。

あとWebSocketにチャレンジしたっていう点ですね。僕がWebSocketで苦労した経験があるので、技術的にも大変だったんだろうなっていうのを加味して選ばせていただきました」


努力賞6

栄えある努力賞6チーム目は、 

ゴキブリバスターズ「質問の里」

チームゴキブリバスターズは、エンジニア就活向け質問データベースサイトを開発しました。

「質問の里」は聞かれた質問と回答を一元管理し、トレンドが一目でわかる「訊かれた」機能を搭載。また皆の質問を投稿・共有することができます。

使用技術は下記画像の通りです。

追加開発では次の機能を実装予定とのことです。

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「素晴らしいですね。就活生であったというときに課題を感じて、その就活というドメインの知識を使い、そのサービスに強く、ちゃんと作るっていうのというところが素晴らしいと思いました」


努力賞7

栄えある努力賞7チーム目は、 

kuwax「同じ大学の人とマッチする出会い系アプリ Deai」

チームコードkuwaxは、同じ大学の人とマッチする出会い系アプリを作成しました。

このアプリ「Deai」のすごいところは、世界中の大学の情報を取得し、分類している点です。つまり、世界中の大学に通うDeaiユーザーがお互い交流することができる、今までになかったアプリです。

使用技術は下記画像の通りです。

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「チームkuwaxは、アドレス、メールアドレスの情報というものを使ったり、同じ大学であるから、その時間割で予定合わせられるよねみたいな、そういうドメインの情報を使った妙味を感じて受賞とさせていただきました」


努力賞8

栄えある努力賞8チーム目は、 

樟脳「心理的に安全なWebサイト」

チーム樟脳はWebサイト兼ポートフォリオ及びメールフォームを制作しました。

チーム樟脳はソロで技育CAMPに参加にしています。

今後個人製作が増えていくだろうと考えてそれらを載せるサイトが欲しくなったのが、制作のきっかけだったそうです。

送られてくるメッセージで傷つかないために、Chat GPTを使ってとげとげしいメッセージを丸くしました。

使用技術は下記の通りです。

  • HTML

  • CSS

  • JavaScript

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「これは僕が思ったことなんすけど、心理的に安全なっていうのがすごい共感できて、課題を解決しようという意識があって素晴らしいと思いました」


努力賞9

栄えある努力賞9チーム目は、 

CF「BlockPosts」

チームCFはブロックチェーン上にメッセージを投稿する掲示板を作成しました。

チームCFもソロで技育CAMPに参加にしています。

非中央集権的な掲示板というWeb3.0の良さが感じられる掲示板を開発しました。

使用技術は下記画像の通りです。

今回スマートコントラクトの「Solidity」に挑戦したそうです。

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「この方の思想の強いものを作ったと思っていて、その発言が中央集権的に管理されないのがおかしいとか、ツイ消しを絶対逃がさないぞみたいな力強さを感じて受賞させていただきました」


努力賞10

栄えある努力賞10チーム目は、 

MUENT「トークがちゃ」

チームMUENTはハッカソンで出会うエンジニア仲間と仲良くなるためのトークテーマを提供してくれるがちゃを作りました。

この「トークがちゃ」は初対面同士のオンライン雑談で話題を提供してくれるあぷりです。

アニメーションやイラストも自作でこだわりが感じられます。

使用技術は下記の通りです。

  • Vue.js

  • BaaS

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「トークがちゃですが、これとてもエンターテイメントに特化してると思っていて、イラストとかもそうなんですけど、人を楽しませようとか、話題を提供しようみたいなサービス精神が表れていて素晴らしいと思ったので、今回選ばせていただきました」

優秀賞1

栄えある「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.1~」優秀賞1つ目に表彰されたチームは、

laZy「laZinator」

でした!!!

チームlaZyは、めんどくさがりの人のためのファッションコーディネーターアプリを開発しました。

  1. 朝起きてから時間がない

  2. 服を選ぶのがめんどくさい

そんなエンジニアのためのアプリです。

使用技術は下記画像の通りです。

現在地を取得し、現在地に基づいた気温を取得しました。気温に基づいたタグがついている服装の中からランダムにファッションをお勧めしてくれます。

●講評

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「まずですね、アプリのコンセプトとして僕これ結構需要あると思ってて、服ってエンジニアってあんま好きじゃないっていうか、服に興味ないエンジニアも多いんですけど世間一般ではまだまだ全然需要はあるんですね。

その点からここはまだまだ発展性あるっていうのとそういうアプリって、あの市場でもこれみたいなのが決定打はないのでそこにいただけたらいいなと思いました。

あとはやっぱLIFFを使ってるってとこは僕はどうしても評価をしたくて、これも弊社もやってるんですけど、割とテクニカルだったりするところにしっかり2日間で形にしたっていうのもビジネス観点としてもこれは発展性あっていいなと思ったので、今回選ばせていただきました」

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「初めて見させてもらったときにすごい完成度が高くて、これは優秀賞だなと思いました」

(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)
「まず即席チームだったんですよ。ここ即席チームで本当よく頑張ったなっていうところと、あと色々チームであったんですよ、多分へこむこともあったんですよ。

ちょっとチーム内でいろいろと離脱があったりとか、多分きつかったんだろうなと思いながらもここまでの完成度でしっかり仕上げてきたっていうところも含めて、本当によく頑張ったなというふうに思っています。本当にお疲れ様でした」

(チーム代表ひとこと)
「先ほどお話もあったんですけど、ちょっといろいろあって、元々5人だったのが3人まで減っちゃって。ちょっといろいろあったんですけど、協力しながら基本機能だけでも完成できたっていうのは非常によかったかなと思います」


優秀賞2

栄えある「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.1~」優秀賞2つ目に表彰されたチームは、

かいひん「フレヌ琴」

でした!!!

チームかいひんは、手の位置によって音階を制御する映像楽器を製作しました。

カメラから取得した映像に薄く塗られた鍵盤が表示されています。手の部分にはポインタが表示されます。

ポインタが鍵盤に当たると音が流れます。

「フレヌ琴」はGoogleが作ったMediaPipe Handsのライブラリを使って、カメラ画像から手の位置や形状を検出しました。

使用技術は下記画像の通りです。マルチスレッドな構成になっています。

●講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「まずハッカソンで作ったものが楽器ということでとてもユニークで、その今まで世の中になかったものを新しく生み出しているという点が素晴らしいと思いました。

技術的にはその画像処理、音声処理セットっていういろいろ複雑で難しいことを1人でやられたというのは、これとんでもないなと思いました。おめでとうございます」

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「僕もそうですね、楽器をまさかのオンラインというか、物理じゃないところでやるっていう発想はあるにしてもそれを本当に実現まで持ってたのすごくいいなって思いました。

僕も実は楽器を昔やっていたので、これすごく普通に使いたいなっていうのはそもそも思っちゃいましたね。この発展性とその新規性というこの2点で僕も選ばせていただきました」

(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)
「これ作ってみたかったんですみたいなことを言っていたんですけど、やっぱり作ってみたかったとか、何か好きなものを、実需技術力と掛け合わせ形にするって本当にまさにハッカソンらしいし、プログラミングならではで本当に素晴らしいなと思いました。

そしてこの方ね高専3年生なんですね。その年代がね、これをそもそもまだ遊びたい盛りに土日に開催されるハッカソンに参加して作ってるっていうのが、本当素晴らしいなって思いますよね。

日本の未来は明るいなと思い、受賞をさせていただきました」

(チーム代表ひとこと)
「いやなかなか今ちょっと受賞できると思ってなくて、そうなんですね。いや驚きました、ありがとうございます。

6月の技育CAMPアドバンスに行きますよ!なんかもっと面白く改造できたらいいなと思います。ありがとうございました」

最優秀賞

栄えある「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.1~」最優秀賞に表彰されたチームは、

スマホ二刀流「叫び」

でした!!!

チームスマホ二刀流は、Androidアプリ「叫び」を開発しました。

Androidアプリ「叫び」は、対象者にカメラを向けて、対象者が叫ぶと、画像が歪むという名前の通りのアプリです。

一枚の画像を歪ませる処理にかかる時間を18秒から0.03秒まで短縮することに成功しています。

Androidでは、声の大きさや声の高さが取得できるライブラリがないです。そのためバッファ解析をするしかないという結論に至りました。

音データをバッファとして取得し、波動解析を行なった結果、音の大きさと高さの取得に成功しました。

●講評
(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)
「スマホ二刀流の『叫び』はシンプルに楽しかったですよね。

普通使ってみたいし、その中でこういうふうに使ったら面白いと思ってちゃんと提案していて、多分なんか面白そう、使ってみたいって思わせるナンバーワンの作品だったんじゃないのかなっていうふうに思っています。

実際、投票も皆さん学生投票の中で、ぶっちぎりの1位だったんすよ。そういうことかというところで、物作りの真髄を垣間見た気がします」

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「そうですね。僕も見た瞬間面白そうっていうのを一番最初に思いました。他の人の作品と全然違った方向に開発してきたっていうところで、何か違う今まで体験したことない体験が味わえそうってのが面白かったですね。

作品の完成度もありますし、アウトプットをしっかりされていて、もう非の打ち所なかったかなと思ってます」

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)

「ぱっと見たときにバズりそうって思いましたね。

ギャグに見えるんですけど、裏側ではちゃんと音声処理、画像処理やっている波形解析をやっているというところが素晴らしいと思いました。

あとリリースまでこぎつけようとしているというのと、その技術的な情報を発信していくという成長への姿勢が素晴らしいと思いました」

(チーム代表ひとこと)
「はい、ありがとうございますと思います。今回ふたりで開発したのですが、僕が画像処理とかの方を担当してて、もうひとりが波形処理とか音声解析やってましたということで、受賞してとても嬉しいです。選んで頂き本当にありがとうございます。賞金は次回の開発するときの資金源にしたいと思います」


■全体講評

(ちゅらデータ株式会社 塚田さん)
「審査員としては初めてハッカソンに参加したんですが、最近の学生さんはこんなにすごいものを作るのかとか、こんなに成長したがっているのかっていう方が多くてびっくりしました。

物を作れた人はすごいですし、作れなくてもそこまでの過程を発表するということに大変意義があります。

そうですね、今回参加して多分面白かったと思うんで、次回も参加していただければなと思います。はい、ありがとうございます」

(株式会社ゆめみ 桑原さん)
「やっぱり技術レベルはそもそも高くてですね、僕らの学生ときと全然違うんだなっていうのをつくづく感じました。

あとはですね、そのサポーターズさんのこういうイベントに参加してる学生さんのレベルが高いってのは、もうずっと僕採用活動しながら毎回思ってます。

なのでこの場に来て、しっかりこの技育CAMPのレベル感に揉まれているっていう経験だけで、ものすごい貴重なので、今回の経験が今後の皆さんの武器に必ずなりますので、ぜひ自信を持っていただければと思います」


(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)
「まず受賞した皆さん本当におめでとうなのですが、改めて本当にまず走りきったっていうことが本当にすごいことだと思って、受賞されなかった皆さんもそこは大きく胸を張って欲しいなというふうに思ってます。

受賞されなかった人たち、まずはやっぱりでも悔しさは感じてほしいなと思っています。

同じような年代の人たちが同じような期間で作ってきて、やっぱりこういった差がつくっていうのはそりゃ苦しいよね、悔しさは感じてほしいなと思ってますが、多分みんなが思ってるほど差はないですっていうのは知っておいて欲しいです。

多分下手すると「うわなんかもうちょっとすごすぎて全然もう太刀打ちできないわ」とか「へこむな」って思ってる人もいると思うんですけど、思ったほどの差じゃないです。

それはちょっとしたプレゼンの差だったりとか、使ってる技術の差だったりとか、あと経験の差で、その経験の差なんて、あと数回こういうハッカソンとかあと数ヶ月みんなが継続開発してれば余裕で埋まります。数年頑張らなければそもそも才能の差が明らかにあるみたいなそんな差じゃないです。

なので全然そこでへこまずに、もうみんなはここに参加した時点でいいスタートを切っていると思うので、その悔しさを胸にちょっとした差を埋めていってほしいなと思います。

そして受賞した人たちは、そうやってまた突き上げてくる人たちもいるんで負けないぞとさらに追加開発を頑張ってほしいなと思います。

あくまで技育CAMPはスタートですからね、きっかけでしかないので。

ここから何をするかが大事なので、ぜひ継続開発をしていってほしいなというふうに思ってます」


■懇親会

サポーターズ代表の楓は、いつもこう言っています。

「懇親会までがハッカソンだ」

友達をつくる。知り合いを増やす。

コロナ禍で横のつながりが減り、情報が新しく入りづらい今の時代に懇親会は貴重な機会です。

懇親会はZoomのブレイクアウトルームを使い、数チームに分かれて懇親を深めました。


■ハッカソン後の声

Twitterで3月25日、26日技育CAMPハッカソン参加者の声をご紹介します。

https://twitter.com/geek_pjt/status/1639934603971682306

ということで、技育CAMP2023年3月vol.1は無事終了いたしました。

サポーターズは、物創りに挑戦し、日本の未来を変えるギークなエンジニアを応援しております。


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