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著書『新卒エンジニア採用マニュアル』が発売になりました

サポーターズ代表の楓です。この度著書『ゼロからわかる 新卒エンジニア採用マニュアル』があさ出版社より2022年9月20日に発売されました。全国の書店ほか、Amazonなどで発売中です。

本noteでは、そんな本書のダイジェストに加え、背景や想いについて記したいと思います。

『新卒エンジニア採用マニュアル』とは

本書は、「新卒エンジニア採用」支援のリーディングカンパニーとして培ったノウハウ、データ、想いを全て詰め込んだ一冊になっています。

全6セクション / 216ページの構成

 - 第1-3章はデータ&ノウハウまとめ

前半は、新卒エンジニアにまつわるマーケットや、特徴ごとのグループ分け、アプローチ方法などをまとめています。
新卒エンジニア採用が全く初めて、という方でもわかりやすいように、用語解説なども踏まえながら、図解も取り入れながら、超基礎的な知識やノウハウから、一歩踏み込んだ内容まで詰め込んでみました。

エンジニアの種類とグルーピング
採用スケジュールと手法

 - 後半は、企業と学校の具体事例

前半の情報を踏まえ、後半は具体的な事例です。サイバーエージェント、ウィルゲート、ゆめみ、日揮ホールディングスの4社の経営陣にインタビュー。事業、規模、フェーズは違えど、新卒エンジニア領域で大きなチャレンジをし、大きく企業価値を高めている4社にぶっちゃけたところをお聞きしてきました。また巻末には主要大学ごとの特徴もまとめています。

サイバーエージェント社の事例
学校別の特徴をグラフ化

執筆の背景

 - 若手エンジニアの3人に1人が、卒業生

弊社は2012年の創業以降、「新卒エンジニアの採用支援」をメインに展開しています。過去約1,000社の採用をお手伝いし、ユーザーとなる学生エンジニアは累計7万人を超えます。

過去10年でエンジニアとして就職した人は20万人と言われているので、3人に1人はサポーターズの元ユーザー、という計算になります。

サポーターズから飛び立って行ったエンジニアの卵たちは、今や各社の中心となり、新サービスをローンチした、MVPを獲った、CTOになったなどの嬉しい報告をもらう機会も増えました。

10年前の合宿型就活イベント。この中に、今CTOをやっている人が何人も・・・

 - なぜ、中途じゃなくて新卒?

その中で多くのクライアントさんに「なぜ新卒なんですか?中途もやってくださいよ」というお言葉をたくさん頂戴します。ありがたい話なのですが、私たちは、意思をもって「まずは新卒エンジニア」に注力したいと考えています。

それは、過去10年で飛び立って行った元ユーザーたちの軌跡を見てきたからです。地方の大学でなんとなく情報系を学んでいた若者が、もの創りの楽しさに目覚め、たった1年で見違えるように成長し、憧れの企業に就職し、世の中を変える挑戦を続ける。そんな事例を数え切れないほど見てきました。

そんな姿を見る度に、彼らの可能性を引き出し、活躍の場を用意することが我々の使命だと感じます。故に、私たちは「まずは新卒エンジニア」でそれをやり遂げたく、その想いを本書に込めました。

サポーターズが新卒採用を支援している企業様(一部抜粋)

どんな人に読んで欲しいか

本書は、当たり前ですが、新卒エンジニア採用に関わる全ての方に読んでいただきたいです。ただ、実は「新卒エンジニア採用に興味がない」経営者や採用担当の方にこそ、読んで欲しい一冊だと思っています。

周知の通り、国や企業のDX化は未来に向けて切実かつ喫緊の課題です。グローバルで見ても、IT領域ではもはや後進国と言われる日本。その中核を成すエンジニア人材が採れない、足りない現状は、もはや社会課題です。

「DX化を進めたい」「IT人材がいない」という課題を抱えつつ「新卒エンジニア採用はうちにはまだ早い」という企業が多いのも事実です。そんなジレンマを抱えた企業さんに、一つのヒント、きっかけとなれたら一番嬉しいなと思い、今回筆を執った次第です。

さいごに

本書のあとがきでも書いていますが、新卒エンジニア採用が成功する魔法の一手はありません。そして、新卒エンジニア採用ができたからといってDX化が進むわけでも、売上が一気にアップするわけでもありません。

ただ、今後間違いなく訪れる「DX化」の未来において、新卒エンジニアは一つの大きなカギを握る存在だと信じています。

10年前、未来を信じて新卒エンジニア採用に投資を続けた企業が、今飛躍を遂げている事実を目の当たりにして、その想いは確信に変わっています。

本書を手に取った方の10年後が、そんな未来になることを信じています。

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みんなにも読んでほしいですか?

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