新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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技育CAMPハッカソンレポートvol6

サポーターズ公式note

■技育CAMPとは

技育CAMPとは、エンジニアを志す学生の皆さんにハッカソンと勉強会を通して、継続的なインプットとアウトプットの場を提供するスキルアップ支援プラットフォームです。

ハッカソンは月1-2ペースで定期開催され、メンターや賞金もある充実のサポート体制をご用意。ただ自称「日本一参加ハードル低いハッカソン」として毎回6割以上が初ハッカソン勢という初心者向けハッカソンです。

2021年は約5,000名が参加し、約280作品が本ハッカソンから誕生しました。

技育CAMP
https://talent.supporterz.jp/geekcamp/

■今回のハッカソンテーマとルール

テーマを選んでハッカソン!~オンライン開発合宿vol.6~

7月のハッカソンテーマは「テーマを選んでハッカソン!」

下記の複数のテーマから1つ選び、ハッカソンを行ないます。
今回のテーマはこちら!

①世の中を楽しくする
②世の中を便利にする
③無駄開発
④スマホアプリ
⑤ゲーム
⑥オンラインコミュニケーション
⑦開発/スキル支援
⑧ハード/組み込み
⑨インフラ/セキュリティ
⑩AI/データ解析
⑪事業家目指してます

今回のハッカソンはテーマが大変多いです。
今回テーマがこれだけ多い理由は、『技育展』のエントリー締め切りが迫っているからです。

『技育展』の登壇は、新たに制作したものでも、既存の制作物でも構いません。そのため、技育CAMPで制作したものでもエントリーが可能です。

エントリー後、事前審査に通ったものが『技育展』に展示することができます。

いい作品を制作した学生さんに、少しでもチャンスを掴んで欲しくて、今回の技育CAMPではテーマを増やしました。

▼『技育展』の詳細はこちら

そして技育CAMPでは、なんと賞金も出ます。

最優秀賞:5万円(1チーム)
優秀賞:3万円(1チーム)
努力賞:5,000円(複数チーム)
参加賞:1,000円(全員)

という、2dayハッカソンとしては異例の賞金額!
また、参加するだけ(正確にはプレゼンまで行うと)参加賞までもらえる、非常にお得なシステムとなっています。
(全て支援いただいているスポンサー企業さんのおかげです。感謝!!)

参加者属性

7月16-17日開催の「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.6~」の参加者属性をまとめました。

今回のハッカソンでは、海の日がある連休の中、また学期末の試験直前の中、参加してくれた猛者たちです。

参加してくれて、本当にありがとう!


■ハッカソンスタート

Twitter上から技育CAMP参加者のハッカソン参加への声を集めました。

https://twitter.com/geek_pjt/status/1548148182957187076

さあ、暑さに負けずに2日間みんなで頑張りましょう!


■ハッカソン中の様子

ハッカソンは2日間となり、初日の11時から2日目の15時までの合計28時間で開発を行います。(希望者は1週間前のキックオフからの開発はOK)

このハッカソンのためにレポートに早めに着手し、準備をしてきてくれた学生さんもいて、運営陣は本当に開催してよかったと話していました。

オンライン開催のため、チームごとに自宅や研究室から、様々な場所で開発を行います。
運営側で2名から3名のメンターも常時サポートできるようになっており、質問や相談を随時slackやZoomで受け付け、一緒に考え、一緒に問題解決をしていきます。


■いよいよプレゼン!

28時間の開発を終え、2日目16:00〜はいよいよ成果発表プレゼン!
3分間のプレゼン時間で発表していきます。

今回のハッカソンでは予選がなく、1回きりのプレゼンで全てが決まります。

この章では、発表されたプレゼンを一部抜粋して紹介しています。

(チームペンギン内閣製作所:Writer-Stock)
(チームミニトマト同位体:rhythmic reverse)
(チームしゃけとさんま:めんせ通)


■結果発表

いよいよ結果発表です。

技育CAMPの参加が初めてだという方が8割もいて、新たな波を作れたかなと思っています。vol6でどんなものが開発されたのか、運営もワクワクしております。

今回は審査員をサポーターズ代表の楓さん、メンターの山河さん、笠原さんが担当します。

今回のvol6では、合計で努力賞4つ+優秀賞1つ+最優秀賞1つの計6賞が表彰されました。


努力賞1

栄えある努力賞1チーム目は、

パイちゃんソン君「温感予報マップ」テーマ:世の中を便利にする

でした!

「温感予報マップ」は、熱中症の危険度を判断する「暑さ指数」を予報するシステムです。

入力した地点の暑さ指数を確認する機能や24時間後までの暑さ指数の最大値と予想値を測定することが可能です。

地図にピンを立てることで、ピンを刺した地点の暑さ指数を知ることができ、UIも分かりやすかったです。

今後の展望として、天気予測などの機能を実装したいと考えているそうです。

●講評
(メンター 山河さん)
「最近すごく暑くなってきてるということに着目して、気温だけじゃなくて、湿度も周りからの熱から暑さ指数に注目していた点がよかったです。

まだできていないところもあると思いますが、暑さをグラフで見やすくするなど工夫できるところがあると思うので、ぜひ技育展に応募してくれると嬉しいです。おめでとうございます」

(チーム代表ひとこと)
「嬉しいとしか言いようがないですけど、あおさんって方の発想の大勝利だと思ってます。

皆さんの協力なしでは得られなかったと思うので、すごいいい流れだったし、良いコミュニケーションをとれたこともあるし、苦しかったけども楽しい時間でした。ありがとうございます」


努力賞2

栄えある努力賞2チーム目は、

むらたけん 「滞在自動化アプリ」テーマ:世の中を便利にする

でした!

「滞在自動化アプリ」は、顔認識を使い、スプレッドシートへ研究室の滞在時間を自動記入するアプリです。

認識した時刻をスプレッドシートに記録し、一ヶ月のトータルの滞在時間をスコアとして表示します。

「滞在自動化アプリ」の良かった点は、記録を忘れた人に対してslackで通知する機能が+αで用意されている点です。

今後の展望は、退室時間が記録されていない人向けにslackで通知報告を行なうことを考えているそうです。

●講評
(学生メンター 笠原さん)
「自分たちが今現在抱えている課題から、ちゃんとこれを解決できるものを作ろう、既存のものを拡張して作ろうっていうところの流れがよかったなぁと思います。

このコロナ禍で入退室管理を研究してるところもあるので、ぜひ普及させて欲しいなあという気持ちも込めて、いい着眼点だなと思いました。

自分たちで色々課題もあげていたんで、その課題を解決して、ぜひ技育展とかで出て、賞をかっさらって欲しいなと思います。本当におめでとうございます」

(チーム代表ひとこと)
「私達のモチベーションを高く評価していただいて嬉しいです。それが高いモチベーションになって、あの素晴らしい成果になったことが嬉しいです。今言ったことをさらに拡張させて、もっといいものを今後作っていきたいと思います。ありがとうございました」


努力賞3

栄えある努力賞3チーム目は、

増殖するgg 「めんたつ」テーマ:開発/スキル支援

でした!

「めんたつ」はオンライン面接で、どのように自分が見られているかを教えてくれてるサービスです。

「めんたつ」は、Python、OpenCVによる動画処理、Streamlitを使ったUI作成などで開発されました。

増殖するggは、短期間で視線検出をアルゴリズムから考案したというすごいチームです。多くの苦労を重ね、工夫を凝らし、制作してくれました。

●講評
(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)

「サービスが分かりやすかったですね。皆さん自身がユーザーっていうところで、すぐ答えているし、これは本当に内容が結構いいとこ行ってんなと思っています。

その面接内容のフィードバックするみたいなのはよくあるんですけど、表情とか音声、音量とかすごく大事なんですよ。これらを改善するだけでも5%ぐらい合格率が変わるって実際に研究結果も出てあったりするんです。

結構これらのことを見過ごされがちで、そこに着目したっていうところでそこに向けての機能だったり、考え方もちゃんと作っていってよかったなと思ってます。

課題はプレゼンでまだちょっと伝わりきらなかったと言うか、なんかもっとうまい見せ方があったんじゃないかなと思ってて、なんかあんまりイメージが出来なかったので、継続開発をしていってくれると嬉しいです」

(チーム代表ひとこと)
「ありがとうございます。最優秀賞取れなくて、めっちゃ悔しいんですけど、またちょっと頑張りたいと思います」

努力賞4

栄えある努力賞4チーム目は、

それゆけ、つくばんばん「Face Graph」テーマ:AI/データ解析

でした!

「Face Graph」は、顔写真とデータを組み合わせて、歪んだ顔を作るという面白いシステムです。

例えば、Aさんの顔写真に日本の総人口や一人当たりの賃金、労働生産指数などのデータがまとまったcsvデータを組み合わせて、歪んだ顔を作っていました。

左目は総人口、右目は一人当たりの賃金など、データ事に顔パーツを歪ませることができます。

この「Face Graph」は、カメラアプリ「SNOW (スノー)」のようなアプリの機能として使えそうですね。

●講評
(学生メンター 山河さん)

「今までに見たことないような顔を歪ませるという形でデータを可視化するっていう面白いものを作ってくれました。

実際にちゃんと動いているところを見せてもらったりして、最初なかなかうまくいかなかったことも徐々に改善しながらトライしていったところが素晴らしかったなと思います」

(チーム代表ひとこと)
「正直言うと悔しいです。優秀賞か最優秀賞を狙いたかったので。今度技育展に出ようと思ってるんで、そこでリベンジしたいと思います」


優秀賞

栄えある「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.6~」優秀賞に表彰されたチームは、

Imposters「小学生を救いたい」テーマ:世の中を便利にする

でした!!!

「小学生を救いたい」は、小学生の夏休みの宿題をすぐに終わらせる3機能を用意したサービスです。

1.空想日記
2.ちょうどいい電卓
3.うっかり翻訳

ちょうどいい電卓では、先生に疑われないように計算の間違い方にバリエーションがついています。

演算子の優先順位を間違えたあと、50%の確率で1から3の数をランダムに足したり、引いた結果を表示するようになっています。

演算子の優先順位は、小学生が計算をよく間違える要因です。

翻訳した文をさらに機械翻訳すると文章がおかしくなります。これを利用して、うっかりした翻訳が実現しました。

  うっかりレベル1 : 「日本語」→「英語」→「日本語」→「英語」
  うっかりレベル2 : 「日本語」→「英語」→「韓国語」→「英語」
  うっかりレベル3 : 「日本語」→「韓国語」→「タタール語」→「英語」

各機能の特徴がよく考えられていて、面白かったです。夏休みの宿題を後回しにする小学生にとっては、欲しくてたまらないサービスですね。

●講評
(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)

「なんだろう僕自身すごくワクワクしたなと思ってて、こう便利かって言うとあれなんだけど、ちょっと無駄開発寄りの要素もありつつ、聞いててドラえもんの四次元ポケット感と言うか、多分それを意識されたってようにも思います。

その魔法がちゃんと技術で裏打ちされて、ちゃんとこう言われたことやるんでも、きっと小学生とかが使ってなんか魔法のように見えるだろうし、なんかそんな形でワクワクするものを仕上げてきてくれた。

そしてちゃんと動いてるって言うところが、素晴らしかったんじゃないのかなという風に思っております」

(学生メンター 山河さん)
「小学生がなかなか課題を終わらせられないっていう点に着目した面白さがあったなと思いました。例えばその計算するところで間違った回答を出す際に、間違いやすい演算子など、どこを間違えるかっていうところを考えて、組み込んで、計算を出してあげるみたいなところまで作っていて面白いなと思いました」

(学生メンター 笠原さん)
「ワクワクするし、なんかこだわりをもってすごいなーって思いました。

自分達は小学生じゃないけど、小学生だったわけじゃないですか。なので、こう振り返った時の課題を掘り返して解決するっていう視点も、なんか意外と面白いなと思っていました。

なんか今転生して小学生になったらじゃないですけど、これを使って無双してやるぜみたいな雰囲気を感じたのもなんかすごい面白かったです。

後はこれからもね、小学生を救うために色々な機能を作り解決して欲しいので、頑張ってください」

(チーム代表ひとこと)
「はい、まさか優秀賞をいただけるとは思ってもみなかったので、本当に嬉しいです。ありがとうございます。今から賞金の3万円で、皆で焼き肉に行こうって話しています!」


最優秀賞

今回参加したチーム数は、20チームです。試験直前にもかかわらず参加してくれた人、連休の中ハッカソンに参加してくれた人が20チームもいました。本当にありがとうございます!

そんな栄えある20チームの中から、「はじめてのハッカソン~オンライン開発合宿vol.6~」最優秀賞に表彰されたチームは、

tm「pump」テーマ:オンラインコミュニケーション

でした!!!

tmは個人開発のチームです。

「pump」は、サービスを作るときに大量のワークをこなしますが、言いそびれてしまったり、昨日決めたこととズレてしまった状態でワークが進むなどの課題を解決するサービスです。

「pump」は、テーマごとに決まったことを見返せる機能や思いついたことをメモできる機能などを搭載されています。

1.ワークテーマと決まったことの記録
2.チャット機能
3.感情表現ボタン
4.メンバー招待(email)

今後の展望としては、ワークテーマ、チャット機能、感情をグラフ化することやmiroなどのホワイトボードと連携したいと考えているそうです。

普段サーバーサイドを触っているそうで、今回Reactなど新しい技術に挑戦できたそうです。

●講評
(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)

「まず作ってるものの課題が明確でしたね。オンラインコミュニケーションというところで、そこへのアプローチがユニークで、しっかりとサービスとしても考えられてるなというところと、あとはサービスとして決して派手じゃないんですけど、何か一つ一つの機能のすごいちゃんと作っているなと感じていて、それこそ認証周りや時間経過で画面の色が変わりますよとか、これ一人でよくやったなって思っています。

ここまで細かいところもこだわってい、ちゃんと作ってるあれ地味なんですけど結構大変なんですよ。

もっと楽できただろうに、そこまでやり切ってきたっていうところが素晴らしく良い感じで、最も完成度の高いものを作ってきてくれたんじゃないのかなという風に思っております。おめでとうございます」

(学生メンター 笠原さん)
「本当に一人でここまでやったかすごいなーっていうのが率直な感想でしたね。かつ普段サーバーサイドをやってるけど、フロントエンドを初めて挑戦してみようということで、結構ちゃんとフロントの UI とかも考えて、とっても良さそうな感じのものを作り上げていたのがよかったです。

今後の展望もちゃんとしていたので、ぜひ今後自分が欲しいなとか、あの問題の解決とかこの機能が必要だなと思うのをどんどん機能としてつけていって、もっとより良いものにしていてほしいなと思っています」

(学生メンター 山河さん)
「派手な機能ではないですが、本当に実際にグループでワークするというときに必要な機能が丁寧に作られていたと思います。

今後の展望で追加したい機能が本当に必要だなと思った機能だったので、今後も継続開発して欲しいなと思います。おめでとうございます」

(チーム代表ひとこと)
「びっくりしてます。本当に嬉しいです。一人での開発が本当に大変で、それこそ朝まで開発していました。この二日間の開発のために、レポート執筆を今月の初めから手をつけて、ほんの数週間ですが、何年かの苦労が報われた気分です。ありがとうございました」


■全体講評

(学生メンター 山河さん)
「初めて参加する人がほんと多かったということで、みんな何か動くものを作ってきたりとか、何かに挑戦できる機会になったようでよかったです。

プログラマーというのは、新しい技術にどんどん挑戦して、身につけていかないと成長できないので、この体験をきっかけに今後も挑戦し続けて欲しいなと思います」

(学生メンター 笠原さん)
「初めて参加する人が多かったって最初のアンケートであったんですけど、初めての方が多いのに結構皆さん自分を作りたいもの何かしたら形にできたりとか、形にするきっかけになったようで良かったなと思います。

なんか色々な成果を聞いて、発表しておこうよ、今回こういうことに初めて挑戦しましたみたいなこと言ってくれたり、すごいめちゃめちゃ楽しそうでしたね。

即席チームが本当に即席チームなのかなと言うくらい楽しそうで、なんかすごい夏の合宿って感じがして楽しかったなと思います」

(審査員長・サポーターズ代表 楓さん)
「本当にお疲れ様でした。まあなにかしら動く物ができて良かったなと思いつつ、今回全体観として良くも悪くもですけど、結構団子状態だったなって思っています。

なんかそれなりに動いてはいるけど、逆に言うと飛び抜けたサービスは、正直なかったかなと思っています。

当たり前ですよね、たった二日間の開発期間ですし。
とにかく、ここからがスタートなんです。

今回受賞しなかったところも、まだまだこれからの開発で変わってくると思うし、今回受賞したところもまだまだだと思っています。サービスとして、まだまだ2割3割とかだと思っています。

やっぱりもうアウトプットってそういうことだと思っていて、完成とか終わりなんかあるわけがないので、ここからいかにみんなが追加開発をしていくとか、継続していくか、今回学んだこと、今回悔しかったことをどれだけ次の挑戦に活かすかです。

ほんとそれ次第で、いくらでも変わってくると思います。今回のハッカソン本当に良かったなーって、疲れたなー、面白かった。そこで終わったら何の意味もない。

今後技育展など、色んな機会がありますので、ぜひ挑戦していて欲しいなと思います。本当に二日間お疲れ様でした」


■懇親会

サポーターズ代表の楓は、いつもこう言っています。

「懇親会までがハッカソンだ」

友達をつくる。知り合いを増やす。

コロナ禍で横のつながりが減り、情報が新しく入りづらい今の時代に懇親会は貴重な機会です。

懇親会はZoomのブレイクアウトルームを使い、数チームに分かれて懇親を深めました。


■ハッカソン後の声

Twitterで7月16日、17日技育CAMPハッカソン参加者の声をご紹介します。

https://twitter.com/geek_pjt/status/1548603629317132288

ということで、技育CAMP2022年7月vol6は無事終了いたしました。

サポーターズは、物創りに挑戦し、日本の未来を変えるギークなエンジニアを応援しております。

みんなにも読んでほしいですか?

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